手帳には柔軟性がある

手帳は、社会で働く人のスケジュール管理に欠かせないアイテム。しかし、最近ではスマホのアプリでもスケジュール管理が容易にできる。現代は、スマホを肌身離さず持ち歩いている人が多い。そのような時代にも関わらず、わざわざ手帳を使う理由とはなんだろうか。手帳の魅力や利点をみていこう。
手帳がスマホのアプリに勝っている点として挙げられるのは、なんといっても手軽さだ。スマホアプリでのスケジュール管理の仕方がわからない人は多いとしても、手帳の書き方を知らない人はいない。老若男女、とっつきやすいのが手帳だといえる。また、スマホのアプリにはない柔軟性も、手帳の魅力だ。ここをああしたい・こうしたいと思っても、アプリでは使用者が改変することが容易ではない。開発者に要望を出し、改善を待つ必要がある。多くの人はそこまでせず、自分の感じる不便を我慢しているだろう。しかし、手帳であればその必要はない。日付を跨ごうが自分の気に入ったように書き込めばいいし、必要とあれば新しい紙を貼り付けることもできる。絵を描くのも図を描くのも、自由自在でストレスフリーなのだ。そもそも、選ぶ段階で手帳には選択肢が豊富にある。月間の予定表+週間のものを選ぶもよし、日記形式のものを選ぶもよしだ。すべて、使用者の自由に委ねられている。
このような柔軟性があることから、デジタルなスマホのアプリよりアナログな手帳を選ぶ人が増えているようだ。また、手帳はそれを持つ人の個性を表現することができる。もちろん、スマホのアプリでも手帳でも、自分に合った方を選ぶのが一番だろう。